化粧品代理店を経営しております。経理の知識が全くなかったのですべてを覚えなければならず大変でした。
最初はバランスシートなどの見方すら分からない状態でした。
仕訳の仕方、借方貸方の区別や源泉徴収や社会保険など、覚えることが山ほどありました。
分からないところはインターネットを使って調べたり、それでもわからない場合は税理士さんに聞いたりして一つ一つ覚えていきました。
納税のタイミングや書類の提出のタイミングなどは決められていますが、誰に催促されるわけでもないのでうっかりすると期日に遅れてしまったりすることもありました。
特に納税が遅れてしまうと罰金のようなものを取られてしまうので注意が必要でした。
日々の忙しさにかまけて後回しにしていると大変なことになったりします。お世話になっている会計事務所で扱っている会計ソフト「e21まいスター」を使っています。
小さな会社なので自分でできる範囲だと思い、処理をあまり溜め込まずになるべく数日ごとにこまめに入力していくようにしています。
ただPCソフトだけだと少し不安なので、紙の帳簿も並行して同時に付けるようにしています。
PCと紙の帳簿を比べることで、細かいミスを見つけることができたりするので割と大事です。
月次決算はやっていません。
4回月に一度ずつデータを担当の税理士さんに送っています。
そうしないと入力できなくなる仕組みにソフトがなっているからです。
そして年に一度、3月31日の決算のときに決算書類の作成と消費税や法人税などの計算を税理士さんにお願いしています。なるべく処理を溜めないことが自分で楽にやる秘訣だと思います。
溜め込んでしまうとそれを消化するだけでも通常業務が滞ってしまいます。
一年分溜め込んで税理士さんに丸投げして一気にやってしまうところも多いでしょうが、
それだと税理士さんにお支払する額が大変な額になります。
できれば自分でできるところは自分でやれば、経費の節約にもなりますし、色々な数字も把握することができます。
ソフトはある程度名の通ったものであればなんでも良いのではないでしょうか。
ソフトの操作に慣れることが重要だと思います。