小さなベンチャー会社で、主に経理、総務、広報(Webサイト制作含む)で起業

小さなベンチャー会社で、主に経理、総務、広報(Webサイト制作含む)をやっています。電子機器のファブレス製造メーカ(ベンチャー)で、主に経理の仕事をやっています。それまでは大会社の広報やIRをやっていたので、経理知識はほぼありませんでした。特に複式簿記についての知識は皆無のなか、経理をやり始めました。本を読んでもよく分からず、毎日いろんな経理サイトを見ながら勉強していました。設立期の決算では数字が全く合わず、社員ふたりが徹夜状態でした。特に仕訳が難しく、何が何の費目になるのかがよく分かっていませんでした。経理の仕事をはじめて8年くらいたちましたので、だいたいのことは分かるようになりましたが、それでも製造原価、減価償却、リースの計算などはいまだに難しく、毎回ネットなどでチェックしないとできません。しかし、費用が掛かるので、経理ソフトを使ったり、税理士さんにお願いしたりできないのがつらいところです。市販の会計ソフトは使っていません。Excelを自分なりに工夫しながら使っています。毎月必ず仕訳を行って、月ごとのPL、BSは出すようにしています。そうしないと、年度末に時間がかかってしまうので。毎月の細かく処理していくのが一番時短になると思います。さらに、年度末の消費税の計算が大変なので、毎月の経理の計算の時に、消費税関連の数値(売上に加えて、消費税対象の仕入れの数値)も出すようにしています。年度末は法人税関連や未払金などをまとめれば、わりとすんなり経理作業が終わるようになりました。棚卸と製造原価については、年度末にまとめてやっていますが、これには結構時間がかかるので、毎月チェックできる体制を整えたいと検討しています。税理士さんや経理代行会社がもう少し格安で利用できれば、お願いしたいものだと思います。単発で分からないところだけ聴けるようなサービスなどがあればよいと思います。

前の項目でも少し触れましたが、年度末の決算の時には時間がかかるので、なるべく毎月細かく締めるようにすると、決算期がうまく乗り切れると思います。

あとは同族会社で身内が経理の場合、ついついチェックが甘くなってなんでも経費で落としがちですが、例えば他人の社員のいない同族会社の場合、社員旅行は経費として認められない、といった細かな点を見落としてしまいがちです。そういうものをきちんと日々チェックしておくのが大切です。

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